今日の記録(4/15)


フライデーの記事が出たとき、

「彼らに限ってそんなことあるはずがない」「現実味がなさ過ぎる」「与太話」と鼻で笑ってはいたけれど、心のどこかでもし、もし万が一そんなことがあったとしたら彼が大好きな彼らはきっと送り出してしまうんだろうなと思っていた。そして彼も何もかも置いて行ってしまうんだろうなと思った。指先が冷たくなったけれど考えすぎだろう何与太話に振り回されたんじゃ我と忘れることにした。彼と彼らを信じることにした。

2日後、友達からLINEでFCからメールが来ているとの連絡が入った。何回も期限切れで入り直している身なのでメールが来るのが遅かったけれど私のもとにも届いてしまった、9:35のことだった。

その時私は秋葉原にいた。きっとこの大切なお知らせっていうのは「あんな報道があったけれど嘘です、でも海外はほんとです、海外ツアーしまーす!」と彼らが笑って一蹴してくれると思った。

11時になる頃にはガンダムカフェでティエリアのカフェラテ(キャラメルフレーバー)を飲もうとしていた、友達のラテは刹那だった。

11:04頃、なかなか繋がらず真っ白なページだったFCマイページに文字が現れた。たぶん拒否反応があったんだろうけどなかなか文字を認識することができなかった。

文字を認識した時現実味がなさ過ぎて笑ってしまった。だって彼と彼らを信じることにしていたから。現実味がないまま情報が文字として頭の中にすらすらインプットされていった。意味は考えられなかった。最後の2人の文章を読んでやっと痺れがやってきた。彼のことが何より好きだった彼らが紡いだ文章に現実を受け入れてくれと懇願されているような、受け入れないでくれと懇願されているような。気付いたら涙が出てたけど、ガンダムカフェで、友達がいてくれてよかった。

現実を受け入れられずツイッターのTLを眺めていた、みんな私なんかより彼らが好きな人ばっかりだけどみんなおんなじ気持ちを吐露していた。

アッコにおまかせで会見の映像が流れているらしかった。でも観られなかった、今もまだ観られてない。なんか観たら終わってしまう気がした、彼が好きな2人のラジオの歴史が途絶えてしまった瞬間に私の熱心は萎れて1度死んでしまったはずなのに、またもう1度死んでしまう気がする。絶対神がいなくなってしまう事実に目を背けたくて仕方がない。

他ジャンルで好きな人は休業して海外留学してちゃんと帰ってきたよ、今日このあとその人が出るコンサート観るんだよ、なんで休業というかたちをとってくれないの、なんで置いてくの


ファンになって13年くらい、13年って長いんだなって思った。彼らに歴史があるように彼らを好きな人たちにも歴史がある、当時使っていたSNSで知り合ってまだ繋がりがあるひともいるし、彼らのことが好きな人が好きだった。心配だった。

彼らは私の青春のすべてだった、つらいことがあっても彼らの音楽や番組で元気をもらったし彼らがどんな未来を見せてくれるのかワクワクしたし毎週深夜まで聴くラジオが格別だった。中学生の時は新譜の発売日に売り切れてしまうかもと放課後にチャリンコをぶっ飛ばしたこともあった、在庫は潤沢にあった。今思えばヒョウ柄で肩パットがガンダムのアレだったし。

彼らをずっと追いかけているとここは絶対要塞でもうどんな因果によっても打ち砕かれることなんてないという思いが強くなり実家のように思い、他に趣味も出来てここ数年はそちらにかなり傾倒していた。不変はここにあると思ってた

平気平気、私は彼と彼らの判断を受け入れるよ、と言い聞かせて平気だと思った、マジで思ってた。

でも13年は長かったんだなあ、こんなに何もしてないのに涙って出るんだ、今後のことを考えるとめちゃくちゃこわい、6人なった彼らをみるのはこわいよ、彼の消息がわからなくなるのが死ぬほどこわいよ、国内じゃないんだよ、海外だよ、ファンは連絡先とか知らないので、所詮私たちはファンなので、彼の人生に踏み込むことは出来ないけど元気でいるかはちゃんと知りたいよ


ごちゃごちゃだわ